廃棄ハードディスクのクリア方法(Windows標準コマンド:CIPHER)

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 過去に廃棄PCのデータ初期化方法について、「DESTROY」を紹介しましたが、外付ハードディスクを処分する場合などに利用可能なWindows標準コマンド:CIPHERを紹介します。

 元々暗号化ツールですが、おまけ機能でランダム書き込み(1回目:0x00、2回目:0xFF、3回目:乱数)により、廃棄するハードディスクのファイルを復元不可能にしてくれます。
 注意点として、時間が掛かる事と、空き領域をランダム書き込みする為、廃棄する外付ハードディスクのファイル全て削除する必要が有ります。
 1ドライブ化にしてクイックフォーマットにすることで、全て削除した事と同様となります。
それから、CIPHERを実行すれば良いです。

では、1ドライブにしてランダム書き込みを行い手順は以下になります。

ドライブの1ドライブ化

  ディスク2(G:H*ドライブ)を1ドライブにします。

対象ドライブを選択後ボリュームの削除

確認メッセージを、「はい」

同様にGも削除し、「未割り当て」にする。
次に、「未割り当て」を新しいシンプルボリュームとして登録
手順は流れに沿って進めるだけなので省略します。

最終的にこんな感じです
CIPHERのランダムデータ書き込み

コマンドプロンプトを表示
Gドライブをランダム書き込みする為、CIPHER /W:G: を入力しエンター

終了するまで放置


 

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